発達障害者の就労継続支援B型利用日記

発達障害がある自分の日常を綴ったブログです。

相手の心を開くには

講師チーム初となるミーティングが行われました。
私の事業所では、リカバリー志向の講座講師として活躍できる人材を育成し、派遣する業務を行っております。
その講師養成の一貫として、同じグループの生活訓練施でのWRAP(元気回復行動プラン)クラスのサポートの見学や手伝いを行います。
見学や手伝いを通して、ファシリテーターがどんな意図で発言し、どんなアプローチをして、クラスをどう掌握しているかを分析・検討していきます。
それによって、ファシリテーションの型を学び、身につけることで講師としての実力を上げていく狙いがあります。

今日のミーティングでは、ファシリテーター・ピア講師としての心構えを1時間強みっちり叩き込んでもらいました。
私が最も大事だと感じたのは、「参加者が尊重されていると感じられている場にする、経験を持って帰って貰う」ことです。
私はよく、ネガティブな言葉を聞くとポジティブな言葉に言い換えてしまう癖があります。しかし、それは参加者の発言を否定していることになります。
このように些細な一言や行動で、参加者が自分が大切にされている・いないを感じ取ってしまいます。
いかに参加者を尊重していることを体現するか。これがピア講師として活動していく上で、とても重要になってくることだと感じました。
それにそれができてないと、「もう講座をして下さらなくて結構です」と言われかねませんからね笑

明日から始まるピア事業部の活動。少しでも多くのものを吸収し、自分の血肉にし、互いに励まし合いながら、事業所として良い商品を提供できるようになればと思います。
さて、明日はどうなることやら。